人手不足を救え!! 自動ドリンク提供ロボット「Robo-TENDER」が大阪で運用開始

スマホで注文した飲み物をドリンクロボット「Robo-TENDER」が作り、連動するソフトバンクロボティクスの配膳・運搬ロボット「Servi」でテーブルまで運ぶシステム。ビール、ハイボール、酎ハイなど15種類のオーダーが可能だ。

横山創一代表取締役は「あらゆるサービス業が人手不足。少ない人数で今まで通りにお店を経営していくオペレーションを作り上げていかないといけない。調理、接客は人間がやるべきだが、ドリンクの提供はロボットに置き換えてもいいんじゃないかと考えた。関西万博を見据えていきたい」と話した。同社によると開発費は「数千万円」で世界初の技術だという。


ピザ作りにAIとロボットの技術が導入されつつある

AI技術はピザ作りにも応用され始めており、人間よりも素早く安価にピザを作るロボットが開発されています。そんなピザ作りに応用されるAIとロボットについて、ニュースメディアのAxiosが解説しています。

宇宙企業・SpaceXの元ロケット科学者が設立したStellar Pizzaは、ピザロボットを搭載したトラックを開発しています。

さらにアメリカのスタートアップであるPicnic Worksは、たった1人の人間によるチェックの下で1時間に最大100枚のピザを作る施設を計画しています。

Picnic Worksのクレイトン・ウッドCEOは「ロボットはレシピ通りに調理するので、人間よりもより良品質なピザを作ることができます」と述べています。特にピザに使われるチーズは調理材料の中でも最も高価かつ最も大量に使われるもので、人間が作る場合は1枚当たりのチーズの量がバラバラになったり無駄に使ってしまったりしがち。しかし、ロボットなら正確にチーズを使用するので、ロスも減らせるというわけです。

配膳・運搬ロボット「Servi」最大5台の同時稼働が可能に ソフトバンクロボティクスがその他機能アップデートを発表

・最大5台を同時稼働できる「マルチロボット」機能

「マルチロボット」機能の追加により、それぞれのロボットが他のロボットの位置を正確に把握し、広いホールのみならず、キッチンの出入り口、通路などの狭いスペースもスムーズに走行が可能になった。例えば、料理提供頻度が高く、人流が多い食べ放題の店舗などで、より効率的な配膳・下膳業務が可能。

独自AI搭載のパンケーキ盛り付けロボットに、技術承継問題を解決する糸口を見た

AIが正しく「良い盛り付けとは何か」を理解し、それに基づきロボットが、「どうすればより良い盛り付けになるのか」を試行錯誤して、誰もが「おいしそう」と思える盛り付けを実現している点。これが最もユニークな点だ。

この開発したシステムは、パンケーキの盛り付けだけでなく、国内産業全体の大きな課題である「熟練工の継承問題」を解決する可能性を秘めた研究だと感じた。


一風堂のラーメンをロボット自販機が調理、Pepperと配膳ロボットが連携 注文、調理、配膳、決済まで完全自動化めざす

注文・調理・配膳をすべて完全自動化し、スタッフが介在しないシステムを目指した「調理ロボット自販機」と「自動配膳ロボット」のコラボレーションのデモが公開された。「調理ロボット」開発等では、Yo-Kai Expressと連携している。

デモは、人型会話ロボット「Pepper」と新開発の「調理ロボット自販機」、自動配膳ロボット「Servi」がシステム連携して、ラーメンを受注して調理、自動配膳ロボットでテーブル席まで商品を運ぶシステム。これはクラウドロボティクスの技術を活用し、決済システムなどと連携するシステムを想定したもの。人型ロボットの「Pepper」は注文を受けて反応したり、調理をしている間に場を盛り上げ、自動配膳ロボットを呼び込んだりと、エンタメ要素を演出していた。

3台の配膳ロボットがぶつからずに店内を自動運転で行き交う仕事ぶりをデモで公開

複数のロボットを制御するシステムを活用して、自律配膳ロボット「Servi」がぶつからずに顧客のテーブル席と厨房の間を自動運転で行き交うデモを公開した。

次の内容を想定してデモが行われている。

1. 使い終わったお皿を下げるためにテーブルにやってくる配膳ロボット(下げ膳)

2. 入れ違いに別のロボットがお客に水を運んでくる

3. 別のロボットが別のテーブルのカップルに水を運ぶ

後半は、店内でスタッフも働いているケースを想定。人にもぶつからずに仕事する配膳ロボットたち。

ファストフード店の人件費を半分にする調理ロボットWingman

Nala Roboticsによると、ウィングマンは複数の異なる料理を同時に調理し、個別に味付けすることができる。また、冷凍庫やディスペンサーから食品を取り出し、揚げて味付けし、皿に盛りつけすることが可能だ。他にも、鶏肉のパン粉付けやフライドポテトの油切り、チキンウィングへの調味料のすり込みなどができる。

ウィングマンのようなロボットの導入事例は、特にファストフード店で増えている。最近では、バーガーチェーンの「ホワイト・キャッスル(White Castle)」がMiso Robotics製のハンバーガー製造ロボット「Flippy」を100店舗に設置した。将来的に、ファストフード店では従業員の数が大幅に減少し、ゼロになる可能性もある。


TechMagicとフジマック、共同開発したマーカレス食器仕分けロボット「finibo」の本格稼働を開始

「finibo」は、決められた通りに動くティーチングが不要で、マーカレスに対応しており、ロボットの各モータに直接指示を行うことで、ランダムな姿勢に対応している。

また、同時に複数の食器に対応でき、ピックアップした皿を設定の枚数になるまでベルトコンベア上に積み上げる、またはコンテナに収納することが可能だ。

皿の分類は丸・四角形食器、白色・黒色食器にも対応しており、1時間あたり450枚の食器を仕分けることができる。

「世界初」ロボットが最短45秒でパスタを調理。丸ビルでプロント新業態を食べた

スパゲティをつくるロボットの名前は「P-Robo(ピーロボ)」という。

2018年からプロントと調理ロボットのスタートアップ・TechMagicが共同開発を始めて、今回初披露となった。

驚異的なのはそのスピードで1品目は約75秒、2品目以降は約45秒で一連の動作が完了する。筆者も実食してみたが、人間のシェフがつくったと言われても疑わないだろう、カフェ業態のプロントと遜色のないおいしいパスタだった。

最終工程である皿への盛り付けと、客への配膳は人間が行うが、ほとんどの調理工程を1台のロボットが行なっているのは驚異的だ。

6月27日に開催されたメディア向けの先行試食会で、プロンコーポレーショントの常務取締役である杉山和弘氏はP-Roboのこだわりのポイントとしてはまず「おいしさの追求」を挙げた。

運搬や配膳、ロボットにまかせて 川崎重工、国内初の実証試験を公開 23年度から販売へ

2023年度からパートナー企業に販売し、飲食店や屋内配送、警備・案内などサービス分野への導入を目指す。人口減少が進む国内の労働力不足に対応したい考えだ。

ニョッキーは身長1・5メートル、体重75キロ。最大重量6キロを持ち運べ、最高時速6キロで走る。顔の位置にある画面には表情を映し出す。21年春に開発され、社外でエレベーターの乗降や荷物の運搬、配膳の実証試験に取り組んできた。

 今回の実証では、飲み物とトレーを載せたニョッキーが記憶した地図を頼りに、指定された会議室の前まで移動。頭部のカメラでドアを示す目印を読み取り、両腕と台車を駆使してドアを開けて入室した。


調理から配膳まで「オールロボットレストラン」 アーム使って片付けも

羽田イノベーションシティに開設された、ロボットのオープンイノベーション施設。

そこで行われていたのは、ロボットだけでレストランを運営する実証実験。

調理から配膳まで全てロボットでこなす“ロボットレストラン”。

川崎重工が運営している。

キッチンには3台のロボットがセッティングされ、カレーやパスタなどレトルト食品を加熱、開封し、食器に盛り付けてくれる。

配膳を行ってくれるのは、自立走行型ロボットの「Nyokkey」。

3:33 (藤井社長)「新しい卵の活用法を探ることによって卵の可能性をどんどん広げて2本目・3本目の事業の柱を作っていきたい」 3:47 日経記者の目は・・・ 3:50 (日本経済新聞 福井記者)「食品から出る廃棄物を再利用して利益を生み出そうという動きは食品業界全体で広がっている。九州は農業、畜産が盛んな地域なのでそこから出る廃棄物を再利用する技術力、これによって今後日本を引っ張っていくかもしれません」 4:09 技術力で新素材を生み出す「タマゴテック」 今後の広がりに注目です。

AIでいちごを自動収穫 ロボットを開発 久留米市の企業 アイナックシステム

このロボットは、車輪がついた箱型のロボットで、ハウスの中を自動で走行します。

カメラとAIを使ってその画像から収穫の時期を迎えたいちごを選び出し、アームがへたの先をつまんで切り落としてトレーに収穫していきます。

試作機のロボットは、いまは1つのいちごを収穫するのに1分程度かかりますが、さらに改良を進めて1つ、10秒まで短縮する計画です。


ロボットが調理するハンバーガー自販機RoboBurger、米国に登場

米スタートアップのRoboBurgerが、ニュージャージー州ニューポートモールの2階にハンバーガーの自動販売機を設置しました。昭和世代なら懐かしいと感じるかもしれないハンバーガーの自動販売機ですが、RoboBurgerは「Robo」とある通り、単に温めるだけではなく、ロボットシェフが販売機の中で調理を行うのが特徴です。

ロボットシェフと言っても動画のようにロボットハンドが調理するというわけではなく、実際には流れ作業の自動工場的なもの。

完全自動化へロボット社員食堂 大阪「ロボの街」

大阪府泉大津市でロボット事業を手掛ける中小企業が社員食堂をオープンした。特徴は、調理から配膳までロボットが担っている点だ。社員だけでなく周辺の住民も利用でき、同社のロボット事業をアピールする役割も担う。実はこの企業、ロボットを活用した事業連携を地元の泉大津市と締結。両者で実証実験を行い、人手不足など様々な社会課題をデジタル技術で解決することを目指している。

人手不足解消や感染防止に一役 食品工場が従業員と一緒に働く“人型ロボット”導入

人手不足などを解消するため、愛知県の食品工場では人間と一緒に作業を行う人型ロボットが導入されました。

 調味料や惣菜などを製造販売するイチビキの工場では、3月から惣菜を加工する工程として、全国で初めて従業員と一緒に働くロボット「Foodly」を導入しました。

 「Foodly」は、取り付けられた2つのカメラを使い、つくねを一つ一つ丁寧に掴み、ケースに入れていました。イチビキによりますと、深刻化する人手不足の解消や感染症対策にもつながるということです。 


調理から配膳まで 全自動食堂 北京五輪メディアセンターに登場

客が注文を済ませると、ガラス張りの機械式キッチンで調理が始まる。完成した料理は配膳ロボットに託され、天井に張り巡らされた透明なレールの上を縦横に移動する。目指すテーブルの真上に到着すると、クレーンのような装置で皿ごと降下させる仕組みだ。

アイリスオーヤマ・ソフトバンクロボティクス 配膳ロボットで業務提携

ペッパーなどのロボット開発を手がけるソフトバンクロボティクスと生活用品大手のアイリスオーヤマは料理や食べ終わった皿などを自動で運ぶロボット「Keenbot(キーンボット)アイリスエディション」を発表した。

料理をのせてボタンを押すと自動で運ぶロボットだ。最大40kg(1段あたり最大10kg)を運ぶことが可能で、タッチパネルで簡単に操作できるということで、飲食・サービス業での人手不足の解消やコストの軽減が期待できるとしている。

“ロボットフレンドリー”な惣菜製造自動化 惣菜業界初、惣菜盛付工程へのロボット導入、現場運用に成功 

惣菜業界初の「惣菜盛付ロボット」の開発を、当社とTeam Cross FAのメンバー企業である㈱FAプロダクツ(以下、FA)、㈱オフィスエフエイ・コム、日本サポートシステム㈱の協力の下で進め、マックスバリュ東海㈱の惣菜製造工場に、4台導入することになりました。 

このロボットは、決められた重量の食材や具材をつかんで、製品トレイに盛り付ける作業工程を自動化することができます。また、惣菜製造工場の大幅な建て替えなどを行わずに、既存の製造工程ラインに導入することが可能になりました。


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