農業ロボット新着ニュース

スマート農業

農林水産省が企画しています。

 

ロボット技術やICTを活用して超省力・高品質生産を実現する新たな農業を実現


スマート農業推進総合パッケージ

1.趣旨

農林水産省は、食料・農業・農村基本計画に基づく「スマート農業プロジェクト」の検討の成果として、スマート農業の現場実装を加速化するための施策を「スマート農業推進総合パッケージ」及び「スマート農業支援サービス育成プログラム」として取りまとめました。

2.概要

本パッケージでは、全国で展開している実証プロジェクトにおける農業現場の様々な課題を踏まえて、

(ア)スマート実証の着実な実施や成果の普及
(イ)シェアリングなど新たな農業支援サービスの創出
(ウ)農地インフラやデータの活用など実践環境の整備
(エ)農業高校等でのスマート農業教育の充実
(オ)スマート農業技術の海外展開

の5本柱で施策の方向性を示しています。

キャベツ収穫ロボット、トマト収穫ロボット、自動運転田植機、リモコン式畦畔草刈機、トマト着果モニタリング、圃場水管理システム、

農業用ドローン「Nile-T19」、農薬散布用ドローンOPTiM X、畦畔自律走行小型エンジン草刈りロボット、半自走式草刈機、

イチゴ収穫ロボット・汎用搬送ロボット、RHIロボット選果システム、パワーアシストスーツ、自律多機能型農業ロボット“MY DONKEY®”が紹介されています。


トピックス

人と同じ速さでリンゴを収穫するロボット 果実1個につき11秒で デンソーなど開発  2020/12

デンソー、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)、立命館大学は12月23日、ディープラーニングを活用し、人とほぼ同じ速度でリンゴやナシなどを収穫するロボットのプロトタイプを開発したと発表した。果実1個につき11秒で収穫でき、収穫にかかる労働時間を3割以上減らせるという。


AI自動運転の農業用ロボット「FARBOT」を共同開発、アトラックラボと銀座農園が技術提携 既にローカル5Gや月面農場などにも参画 2020/10

ファームロイドの関連会社であり、農業用ロボット「FARBOT」を展開する銀座農園株式会社は、「FARBOT」のベースとなる汎用無人車両を開発している株式会社アトラックラボと技術提携を行い、農業用ロボットの開発・販売を開始することと同時に、アトラックラボのCEOである伊豆智幸氏が、2020年10月1日、銀座農園のCTO(最高技術責任者)に就任したことを同年10月2日に発表した。

AI認識と、パラレルリンクロボットアームを搭載した栗拾いロボットを現場で試験  2020/10

株式会社アトラックラボ(埼玉県入間郡三芳町藤久保16-37 代表取締役 伊豆智幸 TEL 049-293-6138)は、S-Techno Factory(埼玉県狭山市広瀬台2-16-15さやまインキュベーションセンター201 代表 酒井貴之)と共同でAI画像解析による自動栗拾いロボット「Arm-I」を開発いたしました。

AIを用い、人に追従する収穫サポートロボットを開発   2020/11

カメラ映像をもとに機械学習により人の大きさを検知し、距離算出と人追従走行と停止を行う制御アルゴリズムは、佐賀大学教育研究院自然科学域理工学系の佐藤和也教授が開発、移動ロボット車に実装した。アトラックラボと銀座農園は、搬送ロボット車の開発やシステム設計などを担当。


自動野菜収穫ロボットが日本の農業の課題を解決!inahoが3種の実証事業・補助金プロジェクトに採択 2020/06

自動野菜収穫ロボットを開発するinaho株式会社は、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の「労働力不足の解消に向けたスマート農業実証」「イノベーション創出強化研究推進事業」、経済産業省の「ものづくりスタートアップ・エコシステム構築事業」と、3ヵ月連続で実証事業・補助金プロジェクトに採択されたことを、2020年6月23日に発表した。

十勝で70年苗木を生産する大坂林業が協業ロボット「UR10e」を導入 苗木植えつけ作業をロボットで自動化、省力化 2020/08

ユニバーサルロボットは北海道の十勝で70年間、苗木の生産、提供を続ける有限会社大坂林業が苗木生産の工程に協業ロボット(URロボット:UR10e)を導入したことを発表した。

作業員2名でおこなっていたコンテナをコンベアに投入する作業をURロボット(UR10e)に置き換え、1名で対応可能に。

運搬ロボットのDoog、スマート農業活用に向けた試験モデルの販売を開始 2020/01

株式会社Doog(茨城県つくば市、代表取締役:⼤島章、以下「当社」と呼ぶ)は、物流倉庫や製造業等に広く展開する運搬ロボット「サウザー」の農業向け試験モデルの販売を開始いたします。

本発表の試験モデルの活用は、ロボット技術や情報通信技術(ICT)の活用により農業の省力化・精密化・高品質生産を目指す皆様に対して、研究開発・社会実装の加速に繋がることが期待されます。


AI×自動走行型アームロボット「トマト自動収穫ロボット」の実証実験をビニールハウスで開始 スマートロボティクス 2019/10

自動野菜収穫ロボットには、カメラや距離センサーが搭載されており、ディープラーニングによる画像認識などの技術を用いて、トマトの認識、サイズ判別や収穫判断をおこなう。ハウス内を自動的に移動しながら、ヘタが取れないようにミニトマトを収穫してカゴに詰めていく。

【動画】クルマよりカッコいいロボットトラクター…クボタ、ヤンマー、井関そろい踏み 2019/08

無人トラクターや農業ロボットを研究している北海道大の野口伸教授(農業情報工学)は「農家は将来、機械でできる作業は機械に任せ、どのような農作物をどこに売るのかといったビジネス戦略に力を注ぐようになるだろう」とみる。

もうすぐ人間の仕事を奪う? ロボットが1日2万5000個のラズベリーを収穫 2019/06

英プリマス大学からスピンアウトした企業、フィールドワーク・ロボティクス(Fieldwork Robotics)が開発した新しいロボットを使うと、農家は1日約2万5000個のラズベリーを収穫できるようになる。

ロボットは、プリマス大学でロボット工学を教えるマーティン・ストーレン(Martin Stoelen)博士が考案した。ガーディアンが伝えた。


ロボットがリンゴを収穫する時代がやってきた(動画あり) 2019/05

熟したリンゴを見分け、瞬時に収穫する農業用ロボットが開発された。興味深いのは、このロボットが作業する農場では、ロボットシステムに最適化するようにリンゴが「ある形状」で育てられていることだ。

国内初、ルンバのように自律走行する「ロボット草刈機」2018/12

除雪機や草刈機を手がける和同産業(岩手県花巻市)が、まさに「ルンバ」のように、自律的に雑草を刈るロボット草刈機を開発した。

試作機は「MR-300」という機種名で、10月に発表した。3000m2の範囲を自動で刈り、自動で充電に戻る。

ヤンマーが無人で自動運転可能の「ロボットトラクター」を発表!有人×無人の連携運転も 2018/06

ヤンマーホールディングス株式会社は、グループ会社の農業関連機器を扱うヤンマーアグリ株式会社(旧アグリ事業本部)より、位置情報やロボット技術などのICTを活用した自動運転トラクターを10月1日より順次発売することを発表した。



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2017年


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