ボストン・ダイナミクスの「アトラス」、新たな技を披露

米ボストン・ダイナミクスは18日、同社のロボット「アトラス」が新たな技を披露する動画を公開した。アトラスは、工事現場や、工業などでの使用を念頭においた動きを見せている。 物を拾うだけでなく、サイズや素材、重さの違うものを軽々と運んでみせるアトラス。最後には、体をひねっての540度回転も披露した。

Boston Dynamicsの「Atlas」、“手”でつかんだものを運べるように

1分20秒の動画(記事末に転載)では、3段になった足場の最上段にいる人間にツールバッグを届けるため、Atlasが木の板を運んで橋にし、ツールバッグをつかんで両手に持ったままジャンプしたり橋の上を歩いたりして2段目まで上り、そこからツールバッグを放り上げて人間に届け、その後ジャンプして地上に降りる様子を紹介している。

例えば木の板をつかんで持ち上げるという一連の動作には、木の板のサイズ、材質、重量を検出するセンサー機能やバランスを保つ機能が必要だ。動画では、Atlasは木の板を持ったままジャンプして180度回転する。